残念ながら4RTKO負けいたしました。
リングアナのアナウンス通り出場停止期間中に37歳を迎える為、今回の試合が相馬のラストファイトになりました。

ボクシング未経験で一力ジムに入会して30歳でプロデビュー。白星を重ねA級ボクサーになって、日本ランカーと対戦。元世界ランカーの元日本チャンピオンとも対戦いたしました。
私が思う相馬のベストバウトは現日本ランク1位の土屋修平選手との一戦です。
一歩も引かぬ打ち合いで最終ラウンドのゴングが鳴った時には相馬の勝ちを確信していました(結果は僅差の判定負け)

今回の今野選手との試合でも場内を湧かせました。1R目に相手の腰を折る強打を叩き込みましたが相手の上手さに誤魔化され詰めることが出来ませんでした。3Rにダウンを喫した直後にも、逆に相手にプレッシャーをかけて前進しコーナーに追い込み挽回しました。4R目にクリーンヒットを一発もらったところでレフェリーにストップされました。
もうちょっとやらして欲しかったなと思いましたが、仕方ないでしょう。

練習生から数えて8年間のボクシング人生にピリオドが打たれた瞬間でした。
相馬がボクシングを辞めてしまうなんてちょっと想像できないね。

彼のことなので、第二の人生でも沢山の人に愛され、明るく楽しく自分の拘りをつら抜いて生きていく事でしょう。

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